如月

描いてよ 君は君のまま

花には水を 僕には夢を


いつもスノーマンのみんながデビューコンサートのお話をするとき、そこに手に取れる思い出はなくて、そこに残るのは「ごめんね」や「くやしいね」という文字たちで。でも今はデビューコンサートを振り返ることのできる確かな思い出がみっちりとあって、何度も聞いた「ごめんね」に対する「謝らないで〜…」って気持ちが、気づけばありあまる程の「ありがとう」に対する「こちらこそだよ〜!」になっていたこと、いちばん望んでた形ではなくても たしかに進んで、たしかに開いたデビューコンサートのこと。文字の上でもう一度開催させちゃおっかなって気持ちで書くよ〜!


じっとしてられないまま18時30分はやってきて、待って待って〜!となったまま 真っ赤に染まった幕がバサッと音を立てておりたのでした。わたしてっきり三浦界くんを宿したキンキラ頭のラウールくんがそこにいると思ってたから「ギャーー!銀だ!!!」とあわててしまったよ〜〜。お久しぶりですギンギラ頭くん(泣)わたしはラウールくんの特別な日の迎え入れ方がとても好きで、大事な撮影前は食事制限をしたり 誕生日がある一週間はずっとソワソワしたり、今回もコンサートを目印にして その日に向けて髪の毛染めちゃお〜!ってなった日と お披露目する日に向けて一日一日を過ごしていたんだな〜 なんてとこにまで想い寄せちゃって(笑)特別なその日と その日がくるまでの道のりまでも一緒に思い出にしてしまえる、そんなラウールくんの毎日の歩み方がとても好きだな〜!


まず最初にDon't Hold Backの話をしたい!この曲の中にいるラウールくんは この曲で踊ってる・パフォーマンスしている・表現している なんかどれにも当てはめられなくて、そんな中でぴったりを感じたのが「この曲の中を生きてる」って感覚だったんだよね。ほんとうに大げさじゃなく、ラウールくんそのものが音で音符でリズムで、楽譜の上をラウールくんが奏でているようなイメージ。ラウールくんの動くところすべてに音符が見えるんだもん、音楽を愛していて 音楽に愛されているのだな〜って(もしかしてサンシャイン池崎さんみたいなこと言ってる!?)
首に巻かれたピンク色のスカーフやジャケットの裾までも一緒に踊っているように見えて 自分や見てくれてる人だけではなく、身につけているものまでも楽しませてしまうところにメロメロなわたしでした…。

あとはやっぱり!君の彼氏になりたい!
「12時に帰るんでしょ」のところ、わたしの感覚としては「どうせ12時に帰るじゃん」ってちょっとムッてする感じを勝手に想像していたのね、そしたらラウールくんは「12時に帰っちゃうの…?泣」ってしょんぼり顔したの、も〜〜〜う!こんなかわいいことがあっていいの!?って大変おどろいてしまいました。そろそろわたしラウールくんのかわいさに慣れなよ(泣)

ついついわたし話過ぎてしまうから すべての曲のあれこれを取り出すことはできないけど、ステージに立つラウールくんを見ながら 今ラウールくんに「しあわせ?」って聞いたら、必ず「しあわせ!」って勢いよく返ってくるだろうな〜って瞬間があちらこちらにあって、それだけで心があたたまって ほろりと泣けてしまう、好き以上に自分の気持ちに似合う言葉があるはずだ!と探すのだけど、結局まっすぐな好きがいちばんよく似合う、ラウールくんとびきりだいすきです。もうほ〜〜んとにだいすきなんだよ〜(泣)



オーラス最後の挨拶で「ぼくは不器用なところがあります」ってお話をしてくれたこと、話を始める前までのすこしの間、呼吸の音だけが聞こえる時間があって、「そうだ」と思い出したように話始めてくれたのだけど、きっとラウールくんの中でいつか自分の口で言わなきゃとずっと思ってたんじゃないかな。わからないけど 話の切り込み方からなんとなくそんな気がした。わたしフォローしてる人のつぶやきしかほとんど見ないから、というか見ないようにしてるから 今のラウールくんに対してどういう言葉の矛先が向けられているのかちゃんと理解していないのだけど、「僕がなんか言われて僕が悲しい気持ちになるのは分かる」と ちゃんと悲しいことは悲しいと伝えてくれたこと。強くて賢い人だから 心の傷をそのままに過ごすことも、自分でその場しのぎの手当てをすることも出来てしまう気がするけどちゃんと言葉にしてくれて、もちろん傷つくようなことがないのが良いのが大前提だけど!自分で自分の心をきちんと守ることができる方で安心した。


「よくよく考えれば俺を応援してくれてる人が悲しい思いをしてたこともいっぱいあったと思う」

ラウールくんがアイドルである自分を見つめる時、その目線の先には必ずファンの姿をそばに置いててくれるのだよね。ラウールくんがどうか悲しい思いをしていませんようにと願えば、ラウールくんはファンの子が悲しい思いしているかもって お互いがお互いの思いやりの中にいるの、なんてあたたかいことなんだろう。「好きな人が悪く言われていたら悲しいよね」ってことに気付けるのは、ラウールくんが今までまっすぐに人を愛して、まっすぐに愛を受け取ってきた証だな〜とも気づく夜でした。


「ぜったい俺のこと、スノーマンのことを好きな人が大多数派になるよ」

「みんなのこと好きにさせる!」とか「好きになってもらえるように頑張る!」とか、そうじゃなくて、ラウールくんは 今の自分のことを好きな人がいるってことは、自分のことをよく思わない人がいるのも知っていて、でもそれでも 自分を曲げない為には、自分のことをよく思わない人が居続けることを分かっている。というか、自分を曲げてまで好きになってもらう必要はない という方が正しいね。でも決してそこに「諦め」の気持ちは全然なくて、むしろすごく強気なの。今の自分のままで、素直な自分のままで、まっすぐな自分なままで必ず大丈夫だって。誰の言葉よりも自分を信じ抜けるその心を好きになり続けているよ。

繰りかえすようだけど「大多数派になる」って言葉を選んだところがほんとうに、すごくすごく好きだった。きっとここで「自分のことを好きで居てくれる人を大切にします」というような言葉を選ぶことだって出来たわけで、今目の前のファンだけを見るなら、その言葉がいちばんストレートにハートをうち抜いてたと思うし、もしわたしがラウールくんの立場だったらそう言ってしまっていたんじゃないかな。でもラウールくんはこれからもっと仲間が増える未来が見えていて、そして今はまだそっぽ向いてる人を振り向かせることだって出来ることも限りなく信じてる。きっとラウールくんのことだから、そんな未来がくるのを待つんじゃなくて、そんな未来を自分で作り上げていくのだろうな〜と思うよ。いつだってラウールくんは今ここに居ながら、目の奥で未来を見つめているんだなあ。


「のども体もボロボロで、足の皮もボロボロなんだけど」と話している時の目がね、とてもキラキラと輝いていて、ラウールくんはいつも「大変だったけど楽しかった!」「しんどかったけど勉強になった!」みたいに、いつもハッピーエンドで物語を結べる人で、だからボロボロと言いつつ どこか清々しい顔をしているラウールくんを見て、この痛みや傷さえひとつも仲間はずれにすることなくデビューコンサートの思い出として心にしまうのだろうなあと思ったよ。


コンサートのおわりなのに 次の始まりにわくわくするような いつだって未来へのきらめきに満ちていて、わたしが今まで信じられなかった「ずっと」がここにはあるような気がしちゃったよ。できるだけずっと できることならずっと、わたしを照らす一番星であってほしいなと 秋の夜に気持ちを溶かすのでした。


Snow Man デビューライブ
"Snow Man ASIA TOUR 2D.2D."

夢の狭間で今日もおやすみなさい、またね!

三原色

三原色

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